MAINTENANCE
浄化槽の使い方

浄化槽の使い方

浄化槽って何でしょうか。お使いになるにあたり、注意することは何でしょうか。ここでは、浄化槽をお使いになるときに必要な維持管理のしくみなどをご紹介します。

浄化槽ってなんですか?

浄化槽は水洗トイレの汚水と台所・風呂・洗濯などの生活雑排水を敷地内で処理できる戸別の水処理システムです。微生物の機能で浄化した水を河川などへ放流し、地域の水環境を健やかに保ちます。

  • きれいな水
  • 地震に強い
  • 経済的

浄化槽の特長は、比較的安価に設置できるコンパクトな施設でありながら、下水道同等のきれいな水へと浄化することのできる処理性能にあります。地震などの災害にも強いため、いざというときにも頼りになる縁の下の力持ちです。

どうすれば使用できるの?

浄化槽を使用するにあたっては、適正な維持管理がかかせません。法律(浄化槽法)により、浄化槽使用者には3つの義務が定められています。薬剤の補充や装置の調整を行う「保守義務」(年3回以上)、バキューム車で汚泥を引き抜く「清掃」(年1回)、適正に維持管理がなされているかどうかチェックし、処理水質を調べる「法定検査」(年1回)です。それぞれ、県知事登録の「保守点検業者」、市町村長から許可を受けた「清掃業者」に委託、県知事が指定した「指定検査機関」で受験することができます。

トイレがつまったとき、故障かなと思ったときは

トイレや台所などの排水が流れない、浄化槽に空気を送る装置(ブロワ)から異音がする、浄化槽周辺の臭いが気になるなどの異常を感じられたときは、当社までご連絡をお願いします。担当者が状況確認におうかがいし、調査・対処いたします。排水管のつまりには、高圧洗浄やカメラ調査を行うこともできます。

〈 お問い合わせ先はこちら 〉

TEL.0538-43-2518

FAX.0538-43-2543

受付時間: 8:00~18:00(日曜・祝日を除く)

災害時、トイレを使えるかチェックしましょう

大規模災害が起こると、被害を受けた建物ではトイレが使えなくなることがあります。
浄化槽は地震に強いことで知られています(東日本大震災での全損率3.8%)が、いざというときの備えはかかせません。
当社では、かんたんに浄化槽の被害状況を確認できる「災害時における浄化槽状況確認チェックシート」を市民の皆さまに配布しています。
本格的な調査は当社担当者がご訪問して実施しますが、それまでの間にトイレが使えるかどうかの判断材料としてご利用ください。

関係機関

トイレや台所などの排水が流れない、浄化槽に空気を送る装置(ブロワ)から異音がする、浄化槽周辺の臭いが気になるなどの異常を感じられたときは、当社までご連絡をお願いします。担当者が状況確認におうかがいし、調査・対処いたします。排水管のつまりには、高圧洗浄やカメラ調査を行うこともできます。

環境省浄化槽サイト
環境省による浄化槽の紹介サイトです。
静岡県くらし・環境局生活環境課
静岡県庁で浄化槽を担当する部局です。
袋井市環境政策課
袋井市役所で浄化槽を担当する部局です。
(一財)生活科学検査センター
法定検査の静岡県指定検査機関です。