浄化槽の使い方<浄化槽は維持管理が必要です>

浄化槽は正しく使いましょう
浄化槽は正しく使いましょう
  • 使った後は、水をきちんと流してください。
  • トイレットペーパー以外のものは流さないで下さい。
  • 便器の掃除に塩酸などの劇薬や殺虫剤、薬品類は使わないで下さい。
浄化槽は正しく使いましょう
  • 浄化槽の上には物を置かないでください。保守点検の妨げや亀裂、漏水の原因となります。
  • 浄化槽(ブロワー)の電源は絶対に切らないで下さい。大切な微生物が窒息してしまいます。
  • 放流水の色、臭いに注意してください。異常を発見したらすぐに連絡してください。
保守点検を定期的に行いましょう!

保守点検とは?

浄化槽の運転状況の点検や各設備の調整、修理のほか、消毒剤の補充を行ったりすることで、浄化槽の正常な機能をいじするためにとても大切な作業です。

  • 微生物が窒息しないように、ブロワーの点検を行い空気を送る量を調整します。
  • 微生物が活発に働けるよう、汚泥やろ材、配管の目詰まり等の状況を点検し調整します。
  • 不衛生とならないよう、蚊やはえ等の発生防止の措置を行います。
  • 衛生的な水が出るよう、消毒薬の補充や溶け具合の調整を行います。
  • 汚泥が流れ出ないよう、汚泥のたまり具合を調べ清掃の時期を判断します。
  • きれいになった水が出ているかを調べるため、水質検査を行います。
保守点検を定期的に行いましょう!
  • 保守点検を行う回数は、浄化槽の大きさや種類により定められています。
  • 保守点検は、県や市の登録を受けた業者に委託して行ってください。
清掃を定期的に行いましょう!

浄化槽の清掃とは?

浄化槽内にたまった汚泥やスカムなどを引き抜き、浄化オスの中を掃除する作業のことをいいます。

清掃の回数は?
通常の使用状況において、年1回です
清掃の実施は?
市町村の許可を受けた業者に委託してください。
清掃を定期的に行いましょう!
法定検査を受けましょう!

法定検査とは?

浄化槽の設備や維持管理が適正に実施されているか毎年1回検査をするので浄化槽にとって定期健康診断のようなものです。

検査の内容は?
外観検査:設置・稼動状況を調べます。
水質検査:水質の状況を調べます。
書類検査:保守点検や清掃の記録類を調べます。
検査の時期は?
初めての検査(7条検)
使用開始後、6~8ヶ月の間に受検します。
定期検査(11条検査)
2年目以降、毎年1回受検します。
法定検査を受けましょう!
浄化槽のしくみ

浄化槽は、微生物の働きにより汚水を浄化し、きれいな水にして放流する装置で、処理する汚水の種類により、「合併処理浄化槽」と「単独処理浄化槽」に分けられます。

合併処理浄化槽・・・トイレの排水と生活雑排水(台所、風呂、洗濯などの排水)を併せて処理します。
単独処理浄化槽・・・し尿のみを処理します。

浄化槽のしくみ
  • 平成13年4月から新設時には合併処理浄化槽が原則義務づけられました。
  • 合併処理浄化槽は、身近な海や川などの水質を守ります。
  • ■合併処理浄化槽の処理性能はとても高く、単独処理浄化槽を使用した場合に比べ、河川などに放流する汚れの量は、わずか8分の1で済みますので、環境にやさしい浄化槽といえます。
  • ■合併処理浄化槽の設置に対して補助を行っている市町村があります。
  • ■詳しくは設置場所の市町村へお問合せください。
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  • 排水管清掃・カメラ調査
  • 事業所ごみの処理
  • 家庭ごみ(粗大ごみ・電化製品など)の処理

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